「兄ちゃんよぉ、いきなりは無理だと思うけどよちゃんと現実受け止めようぜ」そういうと隆太は理人の背中を手にする 「さっきも言ったが美香は生きてる、皆そう信じてるからさ」「兄ちゃんがそれじゃ駄目だぜ」隆太は理人に手を差し出し立たせようとする。理人はその手を手にして立とうとする 「理人ッちー私も力になるから何でも言ってよね」理緒はそういいながら笑顔を見せる。今ここにいる面子では多分一番幼い、ほんとうにしっかりした子である。 「すまない...もう大丈夫だ」理人は彼らのその一言一言がすごく心強くて仕方が無かった。思えば前の世界では友達という存在は一人もいなかった。本当に孤独であった 美亜は理人の手を握り静かに目をつぶり祈るような理人に仕草を見せるなぜか理人は心が癒されるようなそんな感触がした 「ところでよ兄ちゃんよこのちっこいやつの事で聞きたいんだけどさ」「奏花から話聞いたんだけどよこいつ本当に2年間もコールドスリープ装置とやらに眠っていたのか?」 「本当だよ私も理人君もその装置の中で美亜ちゃんが眠っていたのを見つけて、理人君が起こしたんだよ」無理もないこんな非現実な事、信じられるはずがない。しかし事実なのである。 「美香の奴がこの島に来たのは今から2年前。で、話の推測からして美亜がコールドスリープ処理されたのがちょうど二年前」隆太が推理をするかの如く説明し始める。見た目とはうらはらにかなりこういった話には頭が回るようだ。「つまりだ~美亜と入れ替わるような感じで美香が島に来たようにも見えるんだが何か気にならないか?」 「たしかにあまりにも偶然にしては奇妙な感じがする。」「それに美亜は美香がこの島に来る前から何年も前からこの島で婆さんと暮らしていたはずだ。なのにだれもこの島の人たちは美亜の事を知らない」 「そういう事よ、そこのところちょ~とばかし調べてみたら何かわかることがあるんではないかと思うんだけどよ」調べると言われてもどこをどう調べればいいのかどうすればいいのかわからなかった理人だが不意に美亜がコールドスリープ処理されていたあの装置がおいてある屋敷の地下室が脳裏に浮かんだ。間違いない今調べなければいけないのはあの場所だ。 理人は美亜がコールドスリープされていたあの地下室の話を隆太に詳しく話す。そして話して
なんでこんな事になってしまったのだろうか?私はどこで間違ったのだろうか?私はこのまま二度も...それだけは嫌だ....彼に一目だけでも会いたい...娘に会いたい...あの子をまた心に傷を負わせしまう....彼は必ずこの地に来る。そして彼女とあい、そしてわが娘にも会うことになるだろう。 私はこの地でも長く生き過ぎてしまった。そのせいでこんな間違いを起こしてしまうとは....彼女をこの地に呼んだのは私だ。そして彼女を求めやがて彼もこの地にたどり着き彼女と我が娘にも会うことになるだろう。 何が間違っていたのか? 私は一度目の終わりの果てに生きたいという欲求からとんでもない過ちを犯してしまった。 そしてこの地にやってきた。この地で長い年月を生きた私はこの子と出会いそして養子として迎えた。欲求はそれだけでは収まらずとんでもない間違いをしてしまった。これは完全に私の欲求がもたらした失態だ それでも....私はこの世界が好きだった廃墟になりつつも苦境にもめげずに生き続けるこの地の人々が私は.... ああ...なんでこの地は暖かい心で満ちているのだろうか?なんでこんなに私は悔しいのだろうか? 一度は終わったこの身のはず。 私は求めすぎてしまったのか?そのせいで彼女と彼をそして娘までも....まきこんでしまった。どうか許されるなら最後のチャンスがほしい... い...いやだ...このままでは....助けて.... 誰か.... 私はまだ...... いやだめだ..... これはまだ... 死にたくない... 生きたい... 誰かこの...を そうち.......このまま無駄に終わらせるくらいならいっそ......賭けに出てやる... 私は....そう...自らを... これがさん......めの.... ..... グ.....う......イ.........り.... たい......な..こ...
彼はある日の夜、夢を見たそれは明らかに自分の夢ではなかった。それはまるで誰かの夢を見ているようだった************************************* 私は死んだ、生きるために死んだ次の人生という可能性に賭けて死んだ。でも私は人間ではないうまくいくかわからない。でもそれでもいいあんな身勝手な人たちのために私は死にたくない。 私は人の手で作られた。人に作られ生まれた。私は引き取りてにわたされる直前に肺に欠陥が見つかった。 知恵のある人間たちは私の身体は肺以外に欠陥がないとわかるとすぐに肺以外の臓器を次の個体に生かすために処分を決行しました。 そして私は逃げました。そして生きるために死んだのです。 私にも心があります。私にも痛いという感触がちゃんとあります。私にも喜びという気持ちがあるんです。 私たちガーボンヒューマンにも心があります。私たちも自由にいきる権利があります。 私が望み逃げた先の世界は廃墟が進み寒冷化が進む世界でした。私は成功しました。 私は自由にいきる権利を得ました。そしてお婆ちゃんは私を娘として迎えてくれました。家族が出来ました。 私の体は病弱でした。お婆ちゃんは私を助けるためにあらゆる知識を使い私のために尽くしてくれました。そして私は眠りに付きました。病気の進行を止めるために眠らされたのです。どれくらい寝ていたのかはわかりません。目が覚めたときは2年の歳月が経っていました。私を起こしてくれた人は凄く優しい人でした。 その人はお婆ちゃんの「家族」でした。彼も私と同じように心に傷を負っていました。でもその心の傷は私のものとは少し違いました。 その傷は「愛」なのです。彼が大切な人を失ったことにより心に負った傷は失った人たちへの無償の愛の形なのです。私はいま彼の隣にいます。私は彼の心の傷を愛だと知りました。そして私は彼に求めるようになりました。私を見てください。私はあなたを愛しています。私にも心があります。私にも他人を愛することができるのです。私はあなたの力になりたい。私はどんな時でもあなたの味方です。 これだけは信じてください。私は絶対に裏切ったりしません理人さん************************************* んう
本日は理人と美亜の学校への初登校であるが、学校には理人たち5人のほかに生徒が数名がいるだけでほとんど学校としては機能していない。彼らは自主的に勉強したり庭にうえた野菜や果物などの世話などして一日終わってしまう。 今いる生徒のほとんどが孤児の子供たちであるため、自給自足で暮らすためこうして日々過ごしているのである。理人の祖母、那智が生きていたころは彼女が子供たちを面倒見ていた。資金面も彼女が負担していたため。子供たちの生活面での問題は全くなかった。いわばこの学校は一種の孤児施設のようなものである。 婆ちゃんあんたつくづく凄い人だったんだな。 しかし彼女が病死してしまったためその施設の機能は完全に失ってしまった。子供たちは自分たちの力で生きるため自給自足で生きようとしている。この島での行政はまったく機能していないため彼らを支援してくれる大人はいない。 自分たちで生きていくしかないのである 昼ご飯は奏花と理緒が、理人は得意の料理のシチューを作り昼食に出した。野菜をじっくり煮込んだシチューである。 生徒たちは夕方になると自分たちの住んでいる家に帰っていく。 俺は美亜と共に再び学校にあった資料を読みあさっていた。 この島の建物は日本と琉球が共同で開発計画が進められ、一軒家や多数の住宅が作られた。 しかし寒冷化により世界的な文明の衰退により開発計画は途中で断念してしまった。建てられた一軒家や住宅地や多数の建物はそのまま放置されることとなったのだが、そこに目を付けた婆さんは日本と琉球の二国に多数の資金をてにして交渉して島ごと買い取った。 そして、二国間での難民たちが移り住むようになった。それがこの島「アイランド島」である。 一応適切な申請さえすれば空いている建物にはどこでも暮らせるようになっているらしい。というか基準はどうなっているのか全く分からないが何故か争いごとになったことが一度もないらしい。 初の登校日は殆どが自主的な活動で一日が終わった。 それでも理人にとって有意義で新鮮な一日であった。ここから始めよう。俺の学校生活を。新しい友人と友達との生活を。 帰り道、理人と美亜は奏花、隆太、理緒と共に街にある図書館に立ち寄っていた。少しでもいいから美香に関する情報が欲しかったからだ。 5人は図書館に保存
資料は2007-12-14で止まっている多分このあとに美亜は美香と入れ替わるような形でコールドスリープされたのだろうか? 美香は美亜がコールドスリープされている状態を見たことがあるのだろうか?美香は、婆ちゃんに呼び寄せられこの世界に来て。俺はその美香を追うことでこの世界に来た。 明らかにただの妄想だが俺はそう思えて仕方が無かった。 二人は食事をしながらこの資料に関して議論するが、先ほども話した通り那智は美亜にはこの計画の事は一切話をしたことが無かったらしく全く知らなかった。 美香は那智が亡くなった後に消息が途絶えた。彼女はこの計画になんだかしら関わってたのだろうか? 色々悩んでいるうちにかなり夜はふけこむ時間となっていた。二人は今日のところは寝ることとする。 「あの理人さん....今日もダメ?....」 美亜がモジモジとしながら頼み込む あーそう言うことか。1人で寝るのが苦手なんだよな君は。いや駄目だ、そんな毎日のようにそう言うことはダメだ。 男としてここは言うべきことは言わないと。 「私じゃ代わりになれませんか?」何を言っているんだ君は 「代わりになれるとかなれないとかじゃなくて美亜は美亜で美香は美香だろ?何言ってるんだい?」そうこれは正論だこれは間違いはない。 「なら私じゃ一緒に寝れませんか?.....」 おい何言ってんだ君は?.....ダメそんな顔してみないで....... そんなウソ偽りのない真っ白で純粋な顔で俺を見ないで ....... 心が折れた結局了承しちゃったきっといつか間違いが起きるのではないのか?しっかりしろ俺でも俺は美亜のことを間違いなく可愛いと思っている。 婆ちゃんの2度目の死に目に会えなかったこと。美香が消息不明の行方不明になっていたこと。 美亜がいなければ間違いなく俺は自暴自棄になっていた。 二人は昨日と同じように同じベットで横になっている美亜は理人の隣でスースーと寝息をかきながら安心しきった表情で眠っている。その寝顔は安心しきっている証拠だ これは不可抗力だ俺は悪くない。美亜だって婆ちゃんが亡くなっていろいろ不安なのだ。仕方がないのだ。しかしこれからもずっとこのままではいけない。今はよくてもこの先の事を考えなければない。 このままずっと一緒寝続ければ俺はきっ
ちゃぷん! 「全く釣れないな」釣り竿をかざしながらため息をつく理人 理人 理緒 隆太の三人は食糧調達のために魚を釣りに港まで来ていた。 「つれないな~」理緒はむす!!とした顔で釣り竿をかざしている。 「しかたねぇなー場所変えようぜ」「他にもポイントがあるんだ案内するぜ」 隆太はそういうと立ち上がり二人を次の釣りのポイントに案内する 食糧不足を少しでも解消するため彼らは魚を釣って何とかしようとしていたのである。しかし、全く釣れず苦戦中である。 早朝の事である隆太が昼食に関して話し出したのである。「兄ちゃんのシチューも好きだけどよやはりそれだけでは栄養バランスも偏るからよ」 隆太の言うことは間違いわない。理人が学校に転校してきてからはほとんど昼食は野菜と果物と理人が作ったシチューである。 理人が来る前は、那智が食事を提供していたが彼女が亡くなってしまったため今現在は自給自足で飢えをしのいでいる状態である。 3人は場所を変えて再び釣り竿をがさす 「ち...まったく釣れないな...」隆太は完全にふてくされて釣りに集中できないでいる 「...ぴくん!あ逃げられた」理緒は隆太とは違い真面目に釣りをしているようだが餌ごと持っていかれているようだ。 「...........」理人は完全に無表情で釣り竿をかざしている。たったいま餌を取り換えるようであるこれで本日10回目の餌の交換 「ダメだ釣れない」 「兄ちゃん眼が死んだ魚の目みたいになってるぜ」 「理人ッちいろいろ物知りでコンピューターには強いけどこういうことは苦手だよね」「すまない....俺は力仕事とかこういうたぐいなものは本当に苦手なのだ」頭を抱えて悩みだす理人 二人の言うとおりである理人は非常に頭もよく物知りで料理なども得意ではあるが、力仕事は苦手で非力なのである。 このところは前回の人生でも同じであった。 前回の世界での彼の人生の小中高生時代の彼の成績は学年およびクラスでもトップクラス。特に高校時代ではコンピューター関連の成績は3年間を通し学年トップであった。キーボウト早打ち検定を最上級の物を会得したほどである。 しかしそんな彼も完ぺきでは無かった。 「......今回も体育の成績は、耳(3)か......(ちなみに成績表は5段階)」しかもそれだけではなく
「ふう......」理人は屋敷にある大浴場で湯につかっている。 めちゃくちゃでかい風呂場だ。立派な銅像みたいなものからお湯が出てきて浴室に湯が入る構造となっている。 「はぁ....」いい湯だ...これは快適だ... それにしてもほんとよくできた浴場だ。前の人生ではこんな快適な暮らしマジで想像できなかった。 ........... それにしてもどうしたらいいもんやら...このままでは学校の生徒のほとんどが皆飢え死にだ。 俺はこの世界に転移してきてまだ日が浅いけど、だけどみんないいやつらだ。 誰も苦しんでほしくない.... 「俺たちには助けてもらう資格なんて無いんだぜ」経った今、隆太が言っていた事が理人の脳裏に浮かんだ 何が資格なんだ?お前は何も悪いことしていない。 誰も悪いことなんてしてない。 くそ!!転移する時期がズレさえしなければこんな事にはならなかった。少なくとも美香が無事でいてくれれば少しは話しが違ったかもしれない。 浴場を後にした理人はその後、美亜といつも通り晩食の時間にする。 ちなみに今日はカレーだ。学校でもらったリンゴを使った甘いカレーである。何でもないこんなただの夕食の時間ですら俺にとっては幸せに思える時間である。 俺は本当に彼女を美亜が大好きなんだ。 「兄ちゃんよぉ、いきなりは無理だと思うけどよちゃんと現実受け止めようぜ」そういうと隆太は理人の背中を手にする 「さっきも言ったが美香は生きてる、皆そう信じてるからさ」「兄ちゃんがそれじゃ駄目だぜ」 つぅ....-----。 俺はこんな時に何を考えてーーーーーーーー。かちーん。手にしていたスプーンが手のひらから落ちてしまった。 「大丈夫、すぐ会えるさ」 そう言うと理人は美香の手を握る「私はお兄ちゃんと同じ時を過ごす」 「そのためにほんの少しのお別れです」あ...あ...ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!違う俺は.....!! 「理人さん....?理人さんしっかり!!」理人が急に精神的に錯乱状態になったため美亜は理人に駆け寄り落ち着かせようと声をかけ続けている 明けない夜明けなど存在するはずがないのだから。大切なのは心、そして退かぬ(ひかぬ)想いだ。 婆ちゃん俺には難しいよ。無理だよ、俺たちだけ幸福に過ごしていくなんて不公平
理人と美亜は、もどかしい気持ちを胸に抱きながら学校に通い続けた。奏花 隆太 理緒の三人は今まで通り二人の良き友として接し続け、美香の捜索にも積極的にかかわり続けた。理人はいろいろとノイローゼとなっていた。美亜への気持ちと美香への想いに板挟みとなり悩みを抱えていた。そして先日の隆太たちへの自分勝手な想いをぶちまけてしまった事。彼は何も悪いことはしていないし悪いことを言ったわけではない。そう誰も悪くはないのである。理人はこの一連の出来事を忘れようとした。これからもみんなと一緒にいたかったからだ。そうしなければならなかった。それが「彼ら」にとって一番良い選択なのだ。一連の騒ぎは時間が経つにつれて糸がほどくように周囲の記憶から別れ去られていった。しかし、それでも理人自身の優しさをけして彼らは忘れることはなかった。そして数日がたった.......。理人 隆太 理緒の三人は、暇な時間は釣りをして食糧調達をするのがここ最近の日課となっている。だいぶ慣れたのか、一日で数匹釣れることもあるほど上達した。「お!!今日の中では一番、大物でレアものだぜ」スズキ キダイ アジ 鯛。さきほど隆太が言っていた大物でレアものとは鯛の事である。結構な量が釣れた。学校に存在する3つの噴水のうち一個は海と繋がっているため海水が出てきているそこに放流すれば生きたまま保管できる。これで数日分の食糧となる。こんばんは大量に釣れたため晩食は学校でみんなで食べる事となった。「ふふ...この鯛を美味しく料理しさばいて見せよう」理人は得意な料理のテクニックを披露するときが来た(あくまで趣味で家庭的に身に着けていた模様)まずは豪快に鯛をさばきお刺身にそして、残った部分は出汁と野菜で煮込み特性鯛汁の完成である。とくに鯛汁はなんの調味料も一切使用していない文字通り鯛そのもののダシと野菜だけで作ったのである。「す...すげぇ...理人ッち...まるでプロの料理人みたい」理緒がびっくりするのも無理はないだろうこの限られた食材でここまでやってのけたのだから「兄ちゃん、コンピューターの操作しか取り柄が無いと思っていたぜ」「あとピアノも弾けるよ」「兄ちゃんマジか?」これも趣味で始めたものである、ちなみにこれも趣味で始めたもの。彼が得意とする曲は「戦場のクリスマス」。「
島の市内にとある兄と妹がいた。二人は貧しいながらも協力して二人で生きて来た。二人が幼い頃、両親は二人を捨てどこかに去ってしまった。二人はとにかく力を合わせて協力して生きてきた。 真冬は二人で寄せ合いながら。お腹が減ったときは少ない食料を二人で分け合いながら協力し合った。 ある日の事だ妹がいきなり血を吐き倒れてしまった。唐突に起きたこの事態に兄は妹の姿を見て忘れていた記憶を取り戻した。両親は二人を捨てたわけでは無かった。 あの日父は病魔に伏せた母を助けるために市内の病院に行くために母を抱きかかえて吹雪の中に消えた。そうだーーー。妹もまた母と同じ病気にかかってしまったのだ。兄はとにかく妹を助けるためになんでもした。妹を市内の病院に入院させた。妹のために働いてお金を稼いだ。 しかし兄の想いは届くことなく妹は天に召されてしまった。 「.......」兄は妹のお墓の前でただ立ちすくんでいた。 それから数か月がたったある日。彼は図書館である一冊の大きな本を見つけた。人の手で人工的に人の姿の生命体を作る方法。「ホムンクルス生体作成」が書かれた書物である。兄は本に書かれていたホムンクルスの作成に想いを持ち始めた。ホムンクルスの作成には人の髪の毛が必要であった髪の毛は男性の物か女性の物かでホムンクルスの見た目の性別が決まると書かれていた。その後に書かれている文章は黒く塗りつぶされ読めなくなっている。 兄は妹の髪の毛を使う事にした。既に心は決まっていた。たとえそれが形見であってもだ。-------------------------------------- 島のはずれにあった無人の研究施設。本にはホムンクルスを作る場所であったことが書き示されてあった。兄はその場所を探し出し、ホムンクルス生体の作成に必要な全ての材料を研究施設に持ち込みその場所を拠点に行動を始めた。 ホムンクルス生体の作成に必要な材料、「素材」という。必要な素材は全部で3つ。1つ目は作りたいホムンクルスの人格を形成するために必要な記憶を持った人。これは兄そのものが受け持つことになる。兄は自分の中にある妹の「思い出の記憶」を素体にするつもりだ。二つ目は人の骨。つまり人骨である。兄は妹の遺骨を素体に選んだ。そして最後は人の髪の毛。これも妹の形見の髪の毛を素体
あいつはあの示された座標にいる。俺はすぐにそう思った。何故かわかる。本能なのか?それともこれはただの妄想なのか?どんな関係であろうとあいつは俺にとって血のつながった妹だ。あいつは今どんな状態にあるかわからないが多分あいつの心そのものが俺に何かを呼び掛けたのではないのだろうか? なあ?おまえ俺の心に呼び掛けたんだろ?なら何でもいいから俺に何かヒントをくれよ。みんなお前を探してる。おまえがいないとみんな先進めないんだよ....「今日はもう遅いしこの施設に泊まって行ったらどうかしら」理人と美亜はミディールの提案を受け入れ施設内で一夜を明かすことにした。その日の夜夢を見た。いつもとは違う夢を。夢ではない現実の夢を。「.........」理人はゆっくりと目を開けると。まったく身の覚えのない場所に建っていた。ああ...これは夢だ理人ははっきりとそう思った。理人の隣には美亜がきょとんとした顔で一緒に立っていた。周りをよく見渡すとどうやら巨大な神殿のような建物の中のように見える。長い道が続く廊下のような道があるがガラス窓などがなく顔を出せばあたり一面が見える状態だ。「これ一体どういう事?」「私に言われても...」「これ絶対夢だよね」「はい...確かに私は理人さんの隣で寝ているはずです....。」「どう言う事だこれは..」 二人は神殿内部を探索する事にする。内部の状態は見るからに歴史を感じる装飾が施されている。 二人は階段を上り、上へ上へと進んで行き次の階に入ると急に現代の雰囲気を感じさせるエリアに様変わりした。 その階を探索してみると巨大な扉を発見した二人は扉を開けその先へ進むと非常に広い空間にでた。周りの見た目は文明のレベルが桁並みに高く見え高度な科学力を思わせるものとなっている。床は光沢のような素材となっており周りは明らかにこの世界の機械ではない何かが置かれている。その空間の真ん中に巨大なモニターのようなものとコンピューターの端末が置かれておりその前に位置する場所に美亜が眠っていたカプセル型の機械に似たようなものが置かれている。二人はその中を覗こうとするが霜が入っているような感じになっており中が見れない状態になっている。「ここは...本当に夢の中なのか?」 理人がそう思うのも仕方がないことだ。そばにいる美亜も理人本人もし
メールは発信した。彼らは多分、行動をし始める。コツン コツン コツン.......1人の少女と思わしき人物が歩いている。少女が歩いている場所は非常に広い空間であり見た目は文明のレベルが桁並みに高く見え高度な科学力を思わせるものとなっている。床は光沢のような素材となっており周りは明らかにこの世界の機械ではない何かが置かれている。その空間の真ん中に巨大なモニターのようなものとコンピューターの端末が置かれておりその前に位置する場所に美亜が眠っていたカプセル型の機械に似たようなものが置かれている少女はカプセル型の機械の中を見ている。「........」私が事態を悪化させたようなものだ......コツン コツン コツン少女は階段を歩き下へ下へと歩んでいく。最下層には様々なデーターが記録されたパソコンの端末機が置いてある。少女はその端末機を操作しデーターの一部をホログラム上に映像化させた。彼女があの大災害を教えてくれなければ何も知らずに滅びの道に進んでいたかもしれない。彼女がこちらの世界に来る直前に起きたという大災害はあちらの2011年3月11日。福島沖から襲来した津波により壊滅的な被害を福島周辺に与えた。この話を聞いた私は嫌な予感がしたため津波が直撃したと言われるその周辺の海域の異常をこちらの世界で隅々まで調べ上げた。結果嫌な予感は的中した。地震の原因となるメカニズムよる亀裂を発見した。たぶんこれはあちらの世界の物と全く同じものだ。「私達」がいたあの世界とこちらの世界は全く違う世界ではない言わば「並行世界」まったく違う歴史を辿った世界であっても時として「同じ時間帯」に「同じ場所に」同じような事件が起きても何らおかしくはないのである。これは「時間」という一つの自然現象が生み出した「神秘」なのである。抗うためのきっかけの目はまいた後は事態が動き出すのを待つだけだ。一方でイレギュラーな事例も発生している。「彼」がこの世界に転移する時期がずれ込んだことだ。彼が転移するバズだった時期に「ある事が」きっかけで起きた磁場嵐。これが原因で彼の転移する時期が大幅にずれ込んでしまった。この磁場嵐が原因でオーロラが各地に観測され、更にあのブリザードまで引き起こしてしまった。結果的に私は彼らが手にする大切な時間を壊してしまった。娘よこの事実を知った
「その話が本当ならばこれは何者かが送ったSOS発信だと見て間違いないわ」「あなた達がいた世界で起きた震災がこの世界でも同じ時期、時間帯に起きても不自然ではないもの。この世界が貴方たちが元いた世界の並行世界だという事ならば理論上ではその逆と見ても全く間違いはないのだから」 ミディールの推論はまったくといって正しい。今俺たちがいる地球「マザーエルサレム」は俺たちが元いた地球「マザーエルサレム」と全く同じなのだからあの大震災がこの世界で全く同じ時間帯におきても何らおかしくはないのだ。違うのはあちらで起きていた問題である気候変動である温暖化とこちらで起きている寒冷化。気候変動の問題がまったくと言っていいほど逆転していることである。更に違いを問うのであれば世界的にみる壊滅的な惨状だ。この二つのマザーエルサレムでたどった全くの真逆の気候変動の惨状を見比べるとその惨状の違いははっきりとしている。 俺たちが元いた世界では温暖化により海面が上昇し人の住めなくなる地域が著しく減ってしまったもののさほど被害は出なかった。 しかしこちらの世界ではどうだ?寒冷化により世界中で凍てつく吹雪がほぼ一年中吹雪いており人類が生き残るのも難しい惨状である。もしこの世界で同じ時期にあの大震災が起きたらどういう事態になるのか?少なとも俺はあの震災の後の世の中は脳裏に焼き付いている。言葉では言えない地獄を味わった。妹を直後に失った意味でも二重の意味で。 理人はここで重要な事に気づいた。もしこのメールの内容があちらの世界でおきた大震災がこちらで起きる事を意味する事を何者かが送ったSOS発信ならば自分や美亜や美香以外にもこの世界に転移してきた人間がいる事を意味する。 何故こんな回りくどいやり方をしてSOSを発信したのか?まったく理解が出来なかった。そして何よりこれは重要な事だ。これを発信した者は俺と同じようにあちらの世界であの大震災を経験したあとにこの世界に転移してきているはずだ。 少なくともこの「発信者」は俺たちの敵ではないのかもしれない。「 この発信者はあなたが元いた同じ世界からきた人間で多分間違いわないわそしてこの人物はこの書かれている座標に位置する場所にいると見ていいわ」 理人は迷いなく「なぜ?」と答えるするとミディールは迷いなくこう答えた。「 簡単な事よ、これは間違いなくS
理人 美亜 ミディールはメールの内容の解読を始める。 あらゆる可能性とパターンを駆使し探り当て、内容や痕跡を探り当てようとする しかし、破損しているメールを解読することはそう容易い作業ではない。 時間だけが淡々と過ぎていく。 そもそもこれ破損しているのではないだろうか? 送り主があえて破損しているように見せているのではないのだろうか? 様々な可能性を見越して様々なやり方でメールの解読に繋がらないか試したものの全くと言っていいほど彼らはその手掛かりすら掴めなかった。「よく考えてみたら俺たちはこんな大掛かりな施設に来る意味があったのだろうか?」 理人は下向きな思考が働き始めた。「理人さんだめですよそんな下向きな気持ちじゃ、それでは手掛かりすら見つけられませんよ」 そう言いながら美亜はメールを見ながら。軽い口調で話し出すのだが.....「案外、「見ているものとは逆なパターン」な事も有ったりすることがあることもあるんですよ?」「はぁ?」「いや~まさか~はは」 理人は笑いながら「g:yq@bbfgwfq@/q@」の文字のキーの入力を日本語の入力と照らし合わせて見た....。 すると日本語入力で「きけんだここはきてはだめだ」となった....「どうしようミディールさん出来ちゃった....」「いや...私にそんなこと言われても」 まさか美亜の一言が地雷となりメールの一部が解読できるとは....「どうしよう今回、話が2000文字も到達せずに終わっちゃう...」 理人は落胆しながらテーブルにうつぶせになりながらなにやらブツブツ言いながら頭を抱えている。 思えば彼はここ数話、主人公らしいことを全くと言っていいほど何もしていない所か目立ってもいない。「だ...大丈夫まだ件名の部分があるから」 ミディールは何とかして理人を和ませようとするが...「あの、二人ともこの件名の部分ですが「座v)4」の部分ですが同じやり方だと座標となり「座標=(F20 S35) 」となりますよ」「え、ちょ ま」「...今回2000文字どころか1000文字すら到達してないのに.....(現在空白込みで900ちょっと)」「美亜ちゃんあなた...」 一応説明しておくが今回のここまでの話の展開は作者がもっている出来上がっている原稿通り話は進んでおり、美亜がメールの内
メールが4者に送られてきた後、屋敷に全員が久しぶりに集合した。4者ほぼ同時刻に同じメールが送られてきた事に彼らはその異常性に驚きを感じていた。何者かが何処からか送ってきたのはほぼ間違いはない。これは何だか知らのメッセージである。この場にいるものがそう確信していた。「このメールの内容は私が解読するわ」ミディールは即座に解読することを宣言「そう言うことは俺の得意分野でもある手伝うよ」理人もこれに協力すると即座に宣言。「俺と理緒はこのメールが何処から受信されて来たか出来るだけ探ってみるぜ」隆太の目は精気をとりもどしその眼球には力強い意志を感じられるまる奏花は教師代行として学校を守らないといけないため今回は一時戦線を離脱。ただし彼女なりに情報収集を試みるつもりがあるらしく、ちょっとしたツテを当たってみるとの事美亜は理人の側を絶対に離れたくないと言い彼と今まで通り行動を共にすることに。こうして彼らの時間は再び動き出した。しかし依然と違って活発に行動ができない状況である。厳しい寒波が島に直撃しほぼ一日中が吹雪きの状態である。この状態では表立った行動は難しいのが現状である。理人はある提案をした。今後スムーズに行動できるようにするために隆太たちを一時的に屋敷に移住してもらう。この理人の判断はミディールとっては適切な判断だと評価した。美香は自分が屋敷を留守にしているあいだに行方不明になったため。この中の誰かがまた行方不明になる可能性があるため固まって行動したほうが安全だと彼女はそう思っていたからだ。行動方針はあらかた固まった。後は行動するのみである。理人 美亜 ミディールはメールの内容の解読を隆太と理緒はメールがどこから発信されてきたのかを探りを入れる。奏花は今後何が起きるかわからないため学校の生徒たちの安全を守るために引き続き教師代行として行動することに。 ミディールと理人は今回、送られてきたメールを見て底知れぬ恐怖を感じた。これは何者かがこれから起きる「何か」を訴えているようなそんな感じがしたからだ。 一方で美亜は底知れぬ不安を感じていた。あのメールが送られてきたときに自分はオーロラを見ながら誰かに呼ばれているようなそんな感じがして何やら何者かの訴える意識を感じた。それが何者のがわからない。 それぞれ内処に思いを抱え彼ら
島に強い寒波が到来する季節が来た。この島...というかこの世界は寒冷化が進んでいるため夏という季節が根本的に無くなってしまっているため春冬秋の順に進む。 既に雪がチラつき始め厳しい冬の訪れを宣告しているかのように空の雲行きが怪しくなりつつある。理人と美亜は毎日のように街に足を運び食糧を買いに行き備蓄し厳しい冬の季節に向けて準備していた。 飲み水の貯蓄はもちろんん厳しい寒さに耐えるためにはカロリーなど偏ると命取りになるため肉などの備蓄もしないといけないのである。まるで南極や北極に住んでいるような暮らしだがこの世界では当たり前な生活である。 理人と美亜は食堂でココアを飲み暖を取っている。理人はなんとなく湯呑がおいてある棚に目をする。おいてある湯呑は美香の物だ。結局何の手掛かりもなくあれから2カ月立ってしまった。こんなはずではなかった理人は美香に関する物を見るたびに何度もそう思った。 日に日に天候は荒れていく。ほぼ毎日が本格的に雪が降るようになった。 隆太と理緒はほぼ毎日のようにパソコンを前にしてキーボウドをうちいろいろと情報を回覧していた。彼らは彼らでまだ諦めてはいないようである。教師代行をしていた奏花は天候が荒れ始めたため急遽、しばらくの間、学校を休校にすることにした。 奏花は時間があれば積極的に理人と美亜。そして隆太と理緒に会いに行っていた。このままでは皆、心が壊れおかしくなるんではないかと思ったからだ。 彼らがどんな時間を過ごそうと時間が流れ厳しい季節はやってくる 遂に島に本格的な寒波が到来した。本格的に寒波が到来すると太陽の光はほぼ毎日のように厚い雲に覆われ夜の様に真っ暗である。 理人と美亜は、夜寝る時は寒さをしのぐため同じベットで、寄り添って寝ている。ベットの中で手を握り合い二人は見つめ合う。 分厚い毛布の中で二人は見つめ合い、ニコっと笑いそのまま深い眠りに付く。理人は美亜がそばにいてくれればこの厳しい季節もやっていけると思った。 日中は寒波で雪が吹雪く日が毎日続く。どこの家も暖炉に火をつけ厳しい季節を乗り切る。寒さをしのぐには当然の事だ。 この季節の時期は人々はカロリーを多めにとるように食事をする。そうしないと健康を保てないからだ。 厳しい季節がやってきても時間は残酷でどんどん進んでいく。理人と美亜はな
あの後、彼らは何のやり取りもなく話す事も無く無言でちりぢりに各自帰宅した何も話す事も無く顔を会わす事も無く無言で。ミディールは一人その場に取り残されその後彼女はどうしたのかは誰も知らない。今回の一件でわかる事。それは今行動しているこの6人は、誰も悪くはないという事だ。ミディールの話でどうひっくり返ってもあのブリザードが直撃した日に何をどうしてもどう行動していても何も変わらなかったことが明らかになってしまったことで完全に一行は心が折れてしまい。何も行動する事も無く1週間が経ってしまった。彼らはこの一週間何も考える事も無くただただ無心で「いつもの日常を」おくっていた。昼間は学校で夜はいつも通り各自自宅で。彼らにとっての普通の日常を過ごした。完全に彼らは諦めの境地へと進んでしまったたとえ彼らが諦めたとしても彼らにとっての日常はいつも通りやってくるのである。その日、理人と美亜は港に二人で釣りに来ていた。「仲いいね~ここ最近よくここに来るけど成果はあるかい?」どうやら最近は二人はよくこの場所に釣りに来ているようである。冷凍ボックスの中には結構な数の魚が入っている。「こりゃたまげたおじさんも負けてはいられないな」そう言って結構な歳の行ってそうなおじさんが勢いよく釣り竿を海に向けてかざし勢いよく針を飛ばす。二人は海の風にあたりながの昼食を食べていた美亜が朝早く起きておにぎりとサンドイッチをを作ってくれた。おにぎりの中身はシンプルに梅干しがはいっている。どこまでもつづく青い海を見ながら二人はおにぎりを食べている。その姿はさながら仲の良いカップルである。「結構な量が釣れたし今日はここまでにして帰るか」二人はキリのいところで切り上げ帰る事にした。何でもない日常が過ぎていく。どうする事も出来ずただただ過ぎていく。皆同じことを思っていた。これじゃ駄目だと。このまま時が過ぎていけば取り返しのつかない事になると。手遅れになると。しかし彼らはどうする事も出来なかった。何をどうしても無駄。もしも何ていう展開など願っても無駄。ミディールの会話から完全に彼らの心の灯を消してしまった。理人は美亜を心の拠り所にしかろうじて正気を保っていた。美亜はそれを理解しているのかそんな彼を受け止めていた。隆太は目の色に精気を失ったような状態で理人から教
「あんたたちは阿久津理人のクラスメイトでしょ?大人しく彼の居場所を教えなさい」 銃を構えながら戦慄した顔つきをして女性は隆太と美亜をにらみつける「人に話を聞く態度かそれが...」「私の失態が彼女を危険にさらせてしまった!!美香ちゃんが行方不明になってしまった...彼女を何とかして見つけ出したいのよ」「だから彼の居場所を教えなさい!!!」 謎の女性はけたたましく二人に怒鳴りつけ再び銃を構える。「ん?....」 美亜が女性の顔を見つめる「ん?.....」 それと同時に女性も美亜の顔を見つめる .................... 双方に長い沈黙の時間が...「おい?どうしたんだ何かおかしいぞ?」 急に二人が見つめ合うと静かな時間が訪れたため何が何だかわからない隆太。「あんたもしかして美亜ちゃん!!!」「ミディールさん!!!!」 美亜は彼女の名前を呼ぶと同時に彼女に飛びつく!!「はぁ?どういうこと」 隆太は何がなんだかわからなかった。ただ明らかな事は両者に誤解があった事それだけは彼は瞬時に理解できた。「この人はミディールさんお婆ちゃんの助手だった人、お婆ちゃんと一緒にいろんなことを研究していた人なんですよ」 美亜は彼女、ミディール・バソーカを隆太に紹介する。 二人はミディールからこれまでの詳細を説明された。「ち...まじかこんなレベルのもんが直撃するなんて聞いてないぜ」「おい!!奏花おまえは先にシェルターに行け!!俺はあいつを迎えに行く」「ちょ!!無理だよここからどれだけ距離あると思ってるの?さすがに無理だよ」「無理でも行くんだよあいつを見捨てろてえーのか!!」 奏花や島の住民が慌てて彼を制止する そんなやり取りをしている彼らの横を爽快に走りばれない様に行動する女性がいた そうその人物こそがミディールである「ごめんなさい、あなたを囮にするようなことをして...」 美香が行方不明となった直後に起きたA級ブリザードあの日、ミディールは美香を救出するために屋敷に足を運び屋敷中を彼女を探したが美香を見つけ出すことができなかった。 ミディールは屋敷の地下に入り美亜が眠っているカプセル型の装置、コールドスリープ装置を確認する。「良かった...彼女は無事ね」 そして彼女はそのまま地下室でブリザードが通過していくのを